アジリズム【agilhythm】というトレーニング法
以前、アジリズム【agilhythm】というトレーニング法を体験させていただいたことがあります。それは、音楽・曲をバックミュージックとしながら、ラダートレーニングなどをおこなうものでした。
重要な練習なのに単調になりがちな練習というのはやはりあるものです。
だからこそ、単調になりがちな練習をテンポよくつづけるための工夫が重要です。
今から紹介する動画は海外の動画ですが、アジリズムトレーニング【agilhythm】に似ています。
子供達も楽しくやっているのがわかり、やはり音楽とセットにしたトレーニング法は効果があがると感じさせられます。
さて、私の考えですが、アジリズムトレーニング【agilhythm】というのは、音楽を聞きながらというところがとてもよく、これが独特のリズムを生み出す原動力ともなるのではないかとおもいます。
メッシのドリブルなど、リズムが独特でボールを奪いにくい、というのはよく言われることです。
同じように、フットサルでも上級レベルの選手になると独特のリズムをもっていて、『わかっているけど』抜かれるとか、騙されるということがおこってきます。
最近、わたし宛に、いくつかのDVD教材のダイレクトメールも来ているのですが、ドリブル練習教材でも、リズムを大切にした教材が売りに出されています。
やはり、リズムと言うのは重要なのでしょう。
子供サッカー.comでは、ジンガや、クーバー・コーチングによるトレーニングを紹介していますが、こうしたトレーニングの動画には、実は意図的に音楽をつけています。
それぞれの動画に音楽をつけているのは、実は、こうした音楽によるリズムが、練習にはとてもよいと考えるからなのです。
単調な練習ほど、実は重要であり、その重要な練習をあきることなく、やり続けるということのためにも、音楽は重要な働きをします。
たとえば、次の動画付きの曲で、クーバー・コーチングの『基本のテクニック1』を練習してみてください。
どうでしょうか。
この動画のように曲に合わせて練習すると、けっこう楽しいものです。
アジリズムの考案者である木下氏によれば、音楽に合わせて頭脳や身体能力を向上させるこのアジリズムというトレーニング法は、「 人間が本来持つポテンシャルをさらに引き出し、脳や体の能力を大きく向上させる効果がある 」とのことです。
ぜひ、音楽の力もかりたトレーニングを実践し、本来もっている潜在能力をひきだしたいものです。
そうやって引き出される能力と普段のトレーニングが、うまく噛み合ったときに、さらなる上達という結果をうむことになるのです。
そして、結果的に独特のリズムをもったサッカー選手へと変貌できるのかもしれません。